開先付き異形棒鋼NewJ-BAR(大臣認定品)
NewJ-BARの開発経緯
従来の杭頭補強筋と鋼管とのフレアー溶接は、開先標準に適合しない粗い面での溶接となり、欠陥が極めて発生しやすい方法でありました。一方では、鋼管を使用した 基礎杭工法(鋼管杭、SC杭、鋼管場所打ち杭)が増えるにしたがい、鋼管との溶接部の健全性を高める必要性が生じ、現在の異形鉄筋を使用した杭頭補強溶接が問題視されておりました。
更に基礎杭は高支持力でかつ杭径が小さくなってきており、杭頭曲げモーメントをフーチングに伝えるには、従来のD25、D29では、杭頭補強材の本数が大幅に増えてきているため、 施工上の配筋の難しさ、溶接期間の長さなどの課題が生じてきておりました。構造設計者が抱える諸問題を克服する、新しい杭頭補強材が要求されておりました。そのニーズに応じるために開発されたのが、開先付き異形棒鋼NewJ-BARです。開先付き異形棒鋼NewJ-BARは潟uレイブと北越メタル鰍フ共同開発です。
開先付き異形棒鋼NewJ-BAR(ニュージェイバー)とは
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| NewJ-BAR断面・溶接部 |
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| 種類の記号 | 鉄筋サイズ |
| WSD390 (SD390相当) |
WD32N (D32相当) |
| WD38N (D38相当) |
開先付き異形棒鋼NewJ-BARは、健全な溶接のためにJSSC(日本鋼構造協会)の規格に適合したJ形開先を成型・溶接構造用鋼材と同等の成分調整をした異形棒鋼(杭頭補強筋)です。
WD32N及びWD38Nの公称直径、公称断面積、単位質量、節の平均間隔、節の高さ等の規定値は、JIS G3112のD32及びD38と同じ基準値としております。
製品長は自在に設定できます。
技術資料・パンフレット
| 種類の記号 | 化学成分(%) | |||||
| C | Si | Mn | P | S | C+Mn/6 | |
| WSD390 | ≦0.26 | ≦0.45 | ≦1.20 | ≦0.040 | ≦0.040 | ≦0.44 |
| SD390 | ≦0.29 | ≦0.55 | ≦1.80 | ≦0.040 | ≦0.040 | ≦0.55 |
従来杭頭補強筋の問題点
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| 従来杭頭補強筋のフレアー溶接部断面図 |
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従来、杭頭補強筋として使用されている異形棒鋼は、溶接を用途に入れた製品ではありません。溶接には必ず、検査官による厳しい開先面のチェックがなされるものですが、従来のひげ鉄筋杭頭補強工法は、節のある開先を黙認し、かつのど厚・脚長の測定等の管理や検査が非常に難しいため、溶接の信頼性に欠けていました。
NewJ-BAR利用のメリット
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溶接部の健全性の向上
J型開先と化学成分調整により、初層の溶け込み品質が向上し、かつ溶接割れなどの溶接欠陥が抑制され、極めて健全で信頼性の高い溶接部を形成します。 -
溶接部の品質管理を容易に
有効のど厚はNewJ-BAR外端を基準に確定でき、確実な溶接管理が可能になります。 -
溶接金属量の低減と溶接期間の短縮
WD32Nの場合、Jグルーブ溶接は、フレアー溶接(D29)と比較して、25〜30%程度の溶着金属量の低減を可能にしますので、溶接費は低減でき、しかも溶接期間の短縮が可能です。 -
トータル・コストダウン
WSD390 WD32N、WD38Nのような太径・高強度のNewJ-BARの使用が可能になり、杭頭補強材の本数が大幅に縮減し、配筋の施工性の向上、溶接工事期間の大幅な短縮がなされ、トータル・コストダウンに寄与します。
NewJ-BARの価格
鉄スクラップ動向及び異形鉄筋市場価格をベースにて、原則として年2回4月と10月に価格改定をしております。
2011年2月より、J-BARからNewJ-BARへの切り換えを始めております。NewJ-BARの価格はJ-BARと変わりません。
NewJ-BARの溶接
NewJ-BARは、材料の大臣認定であり工法認定ではありません。在来工法の鋼管に外側溶接する方法(立ち向き溶接)と同様です。特別な資格・材料は必要ありません。 溶接業者の資格、溶接材料などに関しても従来と変わりありません。
しかし、NewJ-BARの溶接はJ型開先を施したJグルーブ溶接となり、フレアー溶接よりも確実かつ迅速に溶接ができ、更に溶接部ののど厚の管理が容易です。 完全溶け込み溶接と異なり、部分溶け込み溶接となりますので、検査は外観形状検査が主になります。
開先付き異形棒鋼の実績
2005年5月に販売を開始して、早3年半が経ちましたが、構造設計者皆様の信任を得て約400件、本数にして420,000本を越えました。
大学・小中学校、病院、再開発案件、工場・倉庫及び住宅などに幅広く採用されております。地域では、関東及び関西が主ですが、北海道から九州まで実績があります。 記2008年末
NewJ-BARの資料
ホームページに掲載している資料の他に下記の資料がありますので、必要な方は潟uレイブにご連絡願います。
- 設計マニュアル(杭頭補強編)
- 開先付き異形棒鋼使用による杭頭補強の施工要領書
- 納入実績
NewJ-BARの取組体制
株式会社ブレイブ
- 開先付き異形棒鋼を開発・販売するために設立
- 販売業務と技術サポート及び施工助言
- 一級建築士による杭頭構造計算協力を無償にて提供
所在地
| 本社---主な業務:総務・経理 | |
| 住所 | 〒215-0007 神奈川県川崎市麻生区向原 3-5-14 |
|---|---|
| TEL | 044-953-4152 |
| FAX | 044-953-4121 |
| 東京事務所---主な業務:営業・技術 | |
| 住所 | 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-4-20 パークコート神宮前328号 |
|---|---|
| TEL | 03-6438-1783 |
| FAX | 03-6438-1784 |
| j-bar@nifty.com | |
北越メタル株式会社
- 東証二部上場 電炉メーカー
- トピー工業滑ヨ連会社
- 開先付き異形棒鋼の製造と出荷(ミルシート提出)
所在地
| 北越メタル | |
| 住所 | 〒940-0028 新潟県長岡市蔵王 3-3-1 |
|---|---|
| TEL | 0258-24-4540 |
| FAX | 0258-24-7743 |
| Web | 北越メタル株式会社 |

